高山植物索引
穂高-涸沢-上高地の花 2010 !!
上高地−涸沢は赤い実が多くなりました!!
2010/09/18-20
ミヤマトリカブト(深山鳥兜)
Aconitum nipponicum ssp. nipponicum
キンポウゲ科トリカブト属
花期 8月中−9月下旬 花色は紫 大きさ3cm
亜高山ー高山帯の草原や林の縁に生え50-150cm分布は東北、北ア
ミヤマトリカブト(深山鳥兜)
2010/09/18涸沢カール
オクトリカブト(奥鳥兜)
Aconitum japonicum
キンポウゲ科 トリカブト属
茎は直立するかやや斜上、80-180pになる。茎の下部に毛はない
中程から上には曲がった毛が生える。葉はやや厚く円心形、5中裂
裂片には粗い鋸歯があり、両面の脈上や葉柄に曲がった毛が生える。
花は長さ3ー4.5pの青紫色、外側に曲がった毛がある。花期 8ー9月。
オクトリカブト(奥鳥兜)果実
オクトリカブト(奥鳥兜)
葉の大きさが10cmほど!!
2010/09/18上高地、似た「サンヨウブシ」があります。
アズマヤマアザミ(東山薊 )
Cirsium microspicatum Nakai キク科 アザミ属
茎葉は長楕円形で先が鋭く尖り、羽状に中裂ときに深裂
頭花は上向き又は斜め上向きにつく。総苞は円筒形、
長さ15-20o、幅7-10oで、花期 9-11月 草丈150-200cm
2010/09/18上高地
タテヤマアザミ (立山薊)
Cirsium babanum var. otayae キク科アザミ属
高さ40−150cm花約3cm葉10-20cm羽状浅裂高山帯に分布
花期 8−9月ダイニチアザミの変種で花は横向きに咲きます
立山で発見された、日本固有種です。高地の日当たりのよい場所
タテヤマアザミ (立山薊)の葉
2010/09/18涸沢カール
フジアザミ(富士薊)
Cirsium purpuratum キク科 アザミ属
葉も花も大型で、花の直径は 10 cmほど、日本産のアザミの中では最大の花。
富士山の周辺に多いので富士薊という名前です、横尾山荘近くで撮影しました。花期8−10月
2010/09/18上高地
ノコンギク(野紺菊)
Aster ageratoides var. ovatus
キク科 シオン属
葉の裏に毛が有りざらざらしている。そう果には冠毛がある。
花期8-11月
高さ50-100cm多年草, 花2.5cm平地や山地の林床 草原に自生、分布、本、四、九
ノコンギク(野紺菊)
2010/09/18 横尾谷
カンボク(肝 木)の果実
Viburnum opulus var. calvescensスイカズラ科ヤブデマリ属
花期 5月上旬−6月中旬主に北日本の山地に生える高さ 2m-7m
葉が 3 つに中裂している樹に咲く白い花は見分けが難しいのですが
葉の形が特徴的なのでわかりやすそうです。秋に真っ赤な実をたくさんつけます。
2010/09/18上高地、明神
フウリンウメモドキ (風鈴梅擬)
Ilex geniculata モチノキ科 モチノキ属)
落葉低木 ブナ林の林縁や谷筋、高さ5-6mで葉は薄く先端は伸びて尖る。
6-7月に長い柄のある花序を付ける。雌雄異株、花弁の長さは1.5−2mmで小さい
花序は葉の上に乗っているが、果実が実ると垂れ下がり赤く熟す。東北南部以南、本・四・九
2010/09/18 横尾谷−本谷橋間
オオヒョウタンボク (大瓢箪木) 別名「嫁殺し」
Lonicera tschonoskii スイカズラ科スイカズラ属
樹高1-2m 花の長さ1.5cm、葉は4−10cm倒卵形、花期7−8月
葉脇から長い柄を出し花を2個つける、赤く実が熟し瓢箪型に合着する。猛毒です。
2010/09/18涸沢カール
タカネナナカマド(高嶺七竈)
Sorbus sambucifolia バラ科ナナカマド属
高さ1-2m花径8mm花期6-7月花色やや紅色を帯びる。葉は奇数羽状複葉
小葉は3-5対 です。実は横向きにつき楕円形で大きい、葉全体に鋸歯がある。
2010/09/18涸沢カール
ムシカリ(虫狩) 別名(大亀の木)
Viburnum furcatum スイカズラ科ガマズミ属
散房花序を出し、小さな両性花をつけ、直径 3 cmの白く大きな装飾花がつく。
核果は長さ8mm球形又は楕円形で7-10月に赤色-黒色に熟す。山地の落葉低木、分布、北―九。
2010/09/18 横尾谷
イワギキョウ(岩桔梗)
Campanula lasiocarpa キキョウ科 ホタルブクロ属
高さ5-10cm 花は釣鐘型で、長さ3cm体の割りに花が大きく青みがかった紫色で美しい
白花もある。花期 7−8月に高山帯の砂礫地や岩陰に小さなかたまりで生えることが多い
2010/09/19 ザイテングラート岩場
ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)
Hieracium japonicaum キク科 ミヤマコウゾリナ属
花色は黄,花径1.5-2cm亜高山
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高山帯の草地や礫地に生え
花期 7-8月 高さ10-45cm多年草 本州(中部以北)燕山荘周辺
似た高山型に「カンチコウゾリナ」が、葉には鋸歯があり花径も大きい
2010/09/19 涸沢カール
ヤマハッカ(山薄荷)
Plectranthus inflexus シソ科 ヤマハッカ属
高さ0.4ー1mの多年草。茎は四角形で稜には下向きの毛がある
葉は対生し長さ3-6cmほどの広卵形で粗い鋸歯があり葉柄には
翼がある。登山道脇に群生中で美しい、花期は9−10月で北・九
2010/09/19 横尾谷
ミソガワソウ(味噌川草)
Nepeta subsessilis シソ科 イヌハッカ属
高さ30cm-1mになり細毛がある。茎の上部に花穂をつくり
紫色の唇弁花を開く。花冠は長さ3cm筒部が長く花唇は3裂し
中央裂片に紫色の点がある。山地・亜高山 の湿った草地や生える。
2010/09/19 涸沢カール
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
virgaurea ssp.leiocarpa f. japonalpestris キク科 アキノキリンソウ
別名コガネギクとも呼ばれる。母種よりも背が低く花が大きい。高山、
高原の草地、礫地に生える、茎の高さ15ー30cmの多年草、アキノキリンソウの高山型
2010/09/19 涸沢カール
ゴマナ(胡麻菜)
Aster glehnii var. hondoensis キク科 シオン属
高さ1-1.5m多年草花期 9-10月茎や葉は細かい毛が生えている花2cm葉は短い柄がある
長楕円形で、荒い鋸歯がある。茎の先に多数花をつける。分布、北、本、四、九 登山道、樹林帯
2010/09/19 涸沢カールテント場を背景
ミヤマシシウド(深山猪独活)
Angelica pubescens Var.matsumurae セリ科 シシウド属
高さ0.5-1.5 花序径10-20cm 葉2-3回出複葉、葉柄の基部が膨らんで鞘状になり
茎を抱く。花は複散形花序に多数つける。茎も太く力強い。和名は独活の花に似て
いため、Angelica(天使)に由来し本属の植物に薬功、著しいものがあることを意味している
2010/09/19 涸沢カール
オンタデ(御 蓼)
Aconogonum weyrichii var. alpinum
タデ科
オンタデ属
高さ0.3−1m 小花が円錐状に集まる、雌雄異株、
雌株には赤みを帯びた翼が目立つ葉は卵形で、先は尖り
裏は緑白色、花期7−8月亜高山帯、高山帯の岩礫地に生える。
2010/09/18涸沢
オオヨモギ(大 蓬)
Artemisia montana キク科ヨモギ属
山地に生える大型。茎は多数枝分かれし
高さ1.5-2m花は頭花は円錐花序を多数つけ赤みを帯びて見え
花 期 8-9月 葉は鋭く尖る、別名「ヤマヨモギ」 北海道、本州
2010/09/19 涸沢カール
タカネヨモギ(高嶺蓬)
Artemisia sinanensis キク科 ヨモギ属
高山帯の草地に生える多年草で地下茎は太くて横に這い
頭花は半球形で黄色、茎はやや斜めに高さは20-60cmになり、
上部に行くほど葉は小さくなる。花期8月
イヌニンジン(犬人参)
Aethusa cynapium セリ科 イヌニンジン属
花期 8-9月 人里・田畑,森林・林縁,原野・草原,湿地・池沼,都市・市街地
2010/09/18 上高地
サラシナショウマ(晒菜升麻)
Cimicifuga simplex
キンポウゲ科 サラシナショウマ属
高さ0.5-1.5m 花穂の長さ 20cm晒菜は 若芽を晒して食べることから言う
升麻はこの仲間の漢名 花期 8−10月 山地帯ー亜高山帯の林縁や草地に生える。
2010/09/18 上高地
ヤマハハコ (山母子)
Anaphalis margaritacea var.angustior キク科ヤマハハコ属
30-60cmほど、葉は互生します。葉の裏には白色の綿毛が密生しています。7-9月頃
白い花弁のように見えるの、は総苞片が変化したもので、花は中の淡黄色の管状花です。
2010/09/19 涸沢カール
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Photo by Minnie & Mickey