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雨飾山の花


 08/07/12
イワオウギ(岩黄耆)
Hedysarum vicioides
マメ科 イワオウギ属

高さ20-70cm 花の長さ約1.5cm 10個以上の花が集まってつく、羽根状複葉葉は
小葉の長さは約2cm、実は2ー4節にくびれる、黄耆は中国産の薬草の事
花期7−8月 花色 黄白色 生育地、 亜高山ー高山の草地、礫地。北ー本(中部地方以北)

イワオウギ(岩黄耆)
08/07/12 雨飾山山頂付近





タカネナデシコ (高嶺撫子)
Dianthus superbus var. speciosus
 
ナデシコ科 ナデシコ属  分布ー北、本中部以北
高さ15-40cm花径約3cm花の割りに茎が細い先に1-3個の花を付ける。
葉も細く2−5mm、白花もある、7-8月高山帯岩場や岩礫地に生える。

タカネナデシコ (高嶺撫子)
タカネナデシコ (高嶺撫子)
タカネナデシコ (高嶺撫子)
08/07/12 雨飾山笹平





イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
 Thymus quinquecostatus シソ科 イブキジャコウソウ属
大きさ高さ3-5cm花径8mm葉は05cm-1cm 花期6-8月広範囲に生育する小低木

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
08/07/12 雨飾山山頂





カラマツソウ(唐松草)
Thalictrum aquilegifolium
 キンポウゲ科カラマツソウ属
 花期7−8月 高さ0.7−1.2mの多年草。根生葉は有柄で
3−4回3出複葉。小葉は広倒卵形で長さ2−3cm、先は3−5浅裂する。
茎頂に散房状の花序をだし、直径1cmの白色-淡紅色の花を多数つける。分布 本、四、九

カラマツソウ(唐松草)
08/07/12 雨飾山山頂付近





ミネウスユキソウ(嶺薄雪草)
Leontopodium japonicum var. shiroumense
キク科ウスユキ属
草丈5-15cm 両面に白い綿毛が密生し、花弁のように見えるのはホウ葉で、頭花径約5mm
ミネウスユキソウ(嶺薄雪草)
08/07/12 雨飾山山頂付近





ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
Menziesia multiflora ツツジ科ヨウラクツツジ属  別名ツリガネツツジ
高さ0.3-1m 花約1.5cm 葉2.5-8cm倒卵−楕円形 花期6-7月 花は筒型淡紅紫萼は目立たない

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
08/07/12 雨飾山笹平





イワハゼ(岩黄櫨)(別名アカモノ)
Gaultheria ovatifolia ssp. adenothrix ツツジ科シラタマノキ属 
高さ10-20cm 花8mm 葉1.5-3cm卵型 花期6−7月 亜高山−高山帯の岩地や林縁の常緑小低木
葉は革質で互生し、卵形ー広卵形で 萼片が大きく赤い。別名は実が赤く熟すことから、葉が大きい

イワハゼ(岩黄櫨)
08/07/12 雨飾山山頂付近





コケモモ(苔桃)
Vaccinium vitis idaea ツツジ科 スノキ属
5−20cmの落葉小低木白色で少し淡紅色の花を3−8個付ける

花は6−7mm下向きに咲く萼は赤く4裂する。花期6−7月生育地 高山 分布 北、本、四、九

コケモモ(苔桃)
08/07/12 雨飾山山頂付近





イワシモツケ(岩下野)
Spiraea nipponica バラ科シモツケ属
 日当たりの良い山地の岩場に生える落葉低木です。高さ30-70cm 花径7mm 葉は1-3cm 
花期6-7月 枝の先に5弁の花を散房状多数つける姿はコデマリに似ている。和名は花がシモツケに似る

イワシモツケ(岩下野)
08/07/12 雨飾山山頂付近





グンナイフウロ(郡内風露)
Geranium eriostemon var. reinii フ ウロソウ科 フウロソウ 属
葉は大形掌状、5-7裂両面に毛が密生、花茎は上部で枝分かれ2.5-3cm淡紅色5弁の花を付ける。

グンナイフウロ(郡内風露)
08/07/12 雨飾山 笹平





ハクサンフウロ(白山風露)
Geranium yesoemse Fr.et.Sav.var. nipponicum Nakaフウロソウ科フウロソウ属
高山の雪渓周辺の草地に生える。高さは50cm程度。花期は7ー8月。花色は紅紫色。花弁は5枚。
ハクサンフウロ(白山風露)
08/07/12 雨飾山 笹平





オオイワカガミ(大岩鏡)
Schizocodon soldanelloides var. magnus イワウメ科 イワカガミ属
北海道南部から東北地方、中部地方の日本海側に分布する、ブナ林を主とする樹林下などに群生
葉は長い柄をもち、大型で心形、長さ幅と6-12cmになり、多数の尖った鋸歯がある、花は1.5-2cm

オオイワカガミ(大岩鏡)
08/07/12 雨飾山登山道





ヨツバシオガマ(四葉塩竃)
Pedicularis chamissonis var. japonica ゴマノハグサ科シオガマギク属
高さ15-60cm 花冠は紅紫色 花は短い総状花序となってつく。葉は4枚まれに、
3−6枚づつ輪生し花は数段に離れて付く事が特徴、生育地北、東北南部−中部の亜高山の草地

ヨツバシオガマ(四葉塩竃)
08/07/12 雨飾山登山道





ミヤマクルマバナ(深山車花)
Clinopodium macranthum シソ科トウバナ属
深山に生え10-40cm葉柄は1-5mm葉3-5cmの卵型両面に長い毛がある。枝先に紅紫の花を輪生
花冠1.5-2cmクルマバナよりかなり大きい、萼は6-8mm固有種で、本、中、東北の日本海側に分布

ミヤマクルマバナ(深山車花)
08/07/12 雨飾山 笹平





テガタチドリ(手形千鳥)
Gymnadenia conopsea

ラン科 テガタチドリ属 茎は直立し高さ30-60cm。
花は淡紅紫色で、茎上部に大きな花穂をつくり密集し咲き
広線形の葉は5-10枚互生し、長さ8−16cm幅0.6−3cm。

テガタチドリ(手形千鳥)
08/07/12 雨飾山 笹平





キバナノカワラマツバ(黄花の河原松葉)
 Galium verum var.asiaticum アカネ科ヤエムグラ属 
高さ10-30cm花径4mm葉2-3cm線形花期7-8月花は淡黄色茎の先や葉腋に2-5個つく。
葉に細い毛がある。全体が淡い色をしている。花の白いものをカワラマツバ(f.nikkoense)という。

キバナノカワラマツバ(黄花の河原松葉)
08/07/12 雨飾山山頂付近





シナノオトギリ(信濃弟切)
Hyperic hypericum kamtschaticum var. senanense 
オトギリソウ科オトギリソウ属
高さ10−30cm花径2cm葉は対生し透かしてみると縁に黒点、葉面に明点がある。
花期7−8月亜高山帯、高山帯の林縁や道沿いに生える。長野県に多いオトギリソウの意味
イワオトギリ(岩弟切)
08/07/12 雨飾山登山道





クモマニガナ (雲間苦菜)
Ixeris dentata  ssp . kimurana :COMPOSITAE キク科ニガナ属
高さ10-30cm花径約2cm 葉3-8cm倒披針形 舌状花9-11 花期7-9月他に白花雲間苦菜
他に高嶺苦菜がある
草丈10cmで丈は低い、花は大きめの感じ8-10個の舌状花(Ver alpicola)
クモマニガナ (雲間苦菜)
08/07/12 雨飾山山頂付近 





カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜)
Picris hieracioides ssp. kamtschatica キク科コウゾリナ属
高さ20−50cm花径約3cm総苞は黒緑色,名は剛毛の生える茎を剃刀に見立てたもの。
花期7−8月亜高山帯
高山帯の草地に生える。平地のコウゾリナの高山形 別名「タカネコウゾリナ」
カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜)
08/07/12 雨飾山山頂付近





クガイソウ(九蓋草 )
Veronicastrum sibiricum  ゴマノハグサ科 クガイソウ属
うす紫色の花が穂状にたくさん咲く。 花穂が枝分かれしているような姿がおもしろい。
葉が4-8枚くらい輪生し、それが9段くらいの層になるところから九蓋草になりました。

クガイソウ(九蓋草 )
08/07/12 雨飾山登山道





ヤマブキショウマ(山吹升麻)
Aruncus dioicus var. kamtschaticus Aruncus バラ科 ヤマブキショウマ属
高さ30−100cm 花径約5mm。黄白色ー白色。アカショウマ、トリアシショウマに似るが
葉脈がはっきり平行し、鋸歯にまで達するので、よく目立つ名はこの葉の形が同科の山吹に似ている。
  花期 6−8月 山地帯 高山帯の 林縁や草地にはえる。

ヤマブキショウマ(山吹升麻)
08/07/12 雨飾山登山道





ミヤマツボスミレ 深山坪菫
Viola verecunda var. fibrillosaスミレ科スミレ属
ニョイスミレの高山型。根茎は短い葉は薄く短い毛が密に生える。
葉はニョイスミレより丸く、茎から根をだすのが特徴、北アルプス-中央アルプス

ミヤマツボスミレ (深山坪菫)
08/07/12 雨飾山笹平標高1900m





オニアザミ(鬼薊)
Cirsium nipponenes  
キク科アザミ属
高さ50-100cm 花径約4cm 葉35-65cm 羽状中裂 花期6-9月茎は斜め上向きに
立ち縮毛が多い花は下向きに咲き総苞はねばる。葉は羽状中裂し長い棘がある北
陸から東北の日本海側
オニアザミ(鬼薊)
08/07/12 雨飾山登山道





タニウツギ(谷空木)
 Weigela hortensis スイカズラ科ウツギ属 別名 紅空木
 高さ1-3m花3cm 葉は4-11cm倒卵、卵円形、花期6-7月(山で)
淡紅色の花を2-3個つける葉の先は鋭くとがり両面に毛がある。北海道、本州日本海側

タニウツギ(谷空木)
08/07/12 雨飾山登山道





ヤマサギソウ(山鷺草)
Platanthera mandarinorum var. brachycentron
ラン科 ツレサギソウ属
 草丈20-40cmの花は淡黄緑色で下部の葉の一枚が幅広いのが特徴。
多年草、葉の長さ5-10cm距の長いハシナガヤマサギソウがあります。

ヤマサギソウ(山鷺草)
花の拡大
ヤマサギソウ(山鷺草)拡大
08/07/12 雨飾山登山道





ツクバネソウ(衝羽根草)
Paris tetraphylla ユリ科 ツクバネソウ属
花期5-8月 生育地 北、本、四、九 淡黄緑色の花色  茎の長さ15-40cm
葉は4枚が輪生する。実は黒紫、ほかに葉が6-8枚のクルマツクバネソウがある。

ツクバネソウ(衝羽根草)
08/07/12 雨飾山登山道





オオバミゾホズキ (大葉溝酸漿)
Mimulus sessilifolius ゴマノハグサ科 ミゾホウズキ属
花期7-8月 亜高山帯の分布 湿地ちょっと変わった形をした花冠が特徴下唇の褐色
の斑点が程よい、この花は群生するので登山者の目に留まりやすい。花の長さ2.5-3cm

オオバミゾホズキ (大葉溝酸漿)
08/07/12 雨飾山登山道





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Photo by Minnie & Mickey