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赤城山の花

カスミザクラ (霞 桜
別名ケヤマザクラ
Prunus verecunda
バラ科 サクラ属



葉と同時に花が咲く高さ15-20mにも達する。葉には葉柄があり、互生する。
ヤマザクラと混同されやすいが、葉柄に細毛があること、葉の先端がより尖ること、
生育地もヤマザクラより高いところを好み。開花が遅い、果実8-10mmのほぼ球形黒紫色。

カスミザクラ(霞桜)
カスミザクラ(霞 桜)
カスミザクラ(霞 桜)
08/05/17赤城山登山道 (野山の花をたずねて)赤城山編より




オオヤマザクラ (大山桜)
Prunua sargentii
 バラ科サクラ属 別名ベニヤマザクラ・エゾヤマザクラ
葉より先に咲く淡紅色の花弁は3-4cm花に芳香がある。山地には多く自生する。
高所に分布する。開花期5月自生地では樹勢が強く、樹皮は紫褐色で光沢がある。高さ20-25m

オオヤマザクラ (大山桜)
オオヤマザクラ (大山桜)
オオヤマザクラ (大山桜)
08/05/17赤城山大沼周辺(野山の花をたずねて)赤城山編より




アカヤシオ (赤八染)
別名 赤城躑躅
Rhododendron pentaphyllum var. nikoense ツツジ科ツツジ属

高さ2-5m 葉が出る前に明るい薄紫色の花が早春に咲く、雄蕊10本、葉は5枚で輪生
花期4-5月花柄に線毛がある、無毛のものはアケボノツツジ、岩場を好み赤城山、鍋割山、鳥居峠

山腹に咲く赤八染
登山道の赤八染
赤八染

08/05/17赤城山道大沼を見下ろす。(野山の花をたずねて)赤城山編より





ヒゲワチガイソウ(髭輪違草)
ナデシコ科 ワチガイソウ属
花期4-5月 高10-20cm 花柄は無毛で 花は1個付く花の下の大きな2対の葉は近接
して輪生状です。離れて対生するのはワチガイソウです。大沼周辺によく見られる。

ヒゲワチガイソウ
ヒゲワチガイソウ
ヒゲワチガイソウ
08/05/17大沼周辺(野山の花をたずねて)赤城山編より




キジムシロ(雉 筵)
 Potentilla fragarioides var. major バラ科 キジムシロ属
花期4-5月高さ15cm内外、花は黄色で副萼片がある。小葉は5−9枚
地上を這う葉は花が散った後大きく伸びる。日当たりのよい草地に見られる。

キジムシロ(雉 筵)
08/05/17覚満淵




サナギイチゴ(猿投苺)
Rubus pungens var. oldhamii バラ科 キイチゴ属
深山に生え枝長く伸びて地を這う葉は奇数羽状複葉重鋸歯がある。5-6月枝に先に直径2cmの
白色−淡紅色の花を1-3個つける。外側に針状の刺と線毛が密生し果実は1.2cm赤く球形で熟す。

サナギイチゴ(猿投苺)
08/05/17大沼周辺




エイザンスミレ(叡山菫)
Viola eizanensis スミレ科スミレ属

葉の長さ3-5cm 葉が裂けているのが特徴 「比叡山に生える菫」の意味ですが各地に
見られる。花は大きく2-2.8cm、花色に変化が多い側弁は有毛、距は6-7mm太い日本特産種

エイザンスミレ(叡山菫)
エイザンスミレ(叡山菫)
エイザンスミレ(叡山菫)
08/05/17大沼周辺




ミズバショウ(水芭蕉)
Lysichiton camtschatcense サトイモ科 ミズバショウ属
湿地帯に分布、純白の仏炎苞と呼ばれる苞を開く。これが花にみえる
仏炎苞は葉の変形したもです。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序

ミズバショウ(水芭蕉)
08/05/17大沼周辺




オオカメノキ(大亀の木)
Viburnum furcatum  スイカズラ科 ガマズミ属

別名ムシカリ 小低木 花期4-6月北ー九州の山地 特徴 葉がよく虫に食われる。
オオカメノキ(大亀の木)
08/05/17赤城山登山道




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Photo by Minnie & Mickey