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槍ヶ岳登山 槍沢の花 1
クルマユリ(車百合)
Lilium medeoloides
ユリ科 ユリ属
06/08/13-14
茎の中ほどにある 6-10枚 の車輪状の葉が付くのでこの名がある。
亜高山から高山帯の草原に生える花柄は上向きで、斜下向きに数個の花をつける。
花被片は朱赤色で、内に濃紅色の斑点がある。槍沢コース槍ヶ岳直下、坊主岩屋付近
ミヤマクワガタ(深山鍬形)
Veronica schmidtiana ssp. senanensis
ゴマノハグサ科クワガタソウ属亜高山帯−高山帯の岩礫地の多年草。
茎は直立し、粗毛がある、縁には不ぞろいの鋸歯があり、両面とも無毛
花は淡青紫色で、濃い色のスジがあり、茎上部にまばらに横向きに咲く。
ミヤマタンポポ (深山蒲公英)
Taraxacum alpocola
槍ヶ岳登山道坊主岩屋下付近
キク科タンポポ属
、
高山帯の岩礫地や草地に生える多年草です。高さ10ー20cm花4-5cm
深山蒲公英
ウサギギク(兎菊)
Arnica unalaschcensis var. tschonoskyi
キク科ウサギギク属高山帯の草地に生える多年草。高さ15〜30cm、先に黄色の頭花を
一個つける。茎葉は普通対生し、さじ形で、うさぎの耳に葉が似ている。槍ヶ岳天狗原付近
ミヤマトリカブト(深山鳥兜)
Aconitum nipponicum ssp. nipponicum
キンポウゲ科 トリカブト属 花期 8月中−9月下旬 花色は紫 大きさ3cm
亜高山〜高山帯の草原や林の縁に生え50〜150cm分布は東北地方、北アルプス
テガタチドリ(手形千鳥)
Gymnadenia conopsea
ラン科 テガタチドリ属 亜高山−高山帯、茎は直立し高さ30-60cmになる。
花は、淡紅紫色で、茎上部 に大きな花穂をつくり密集し咲く。広線形の葉は
5-10枚互生し、長さ8−16cm 幅0.6−3cm。
槍ヶ岳登山道雪渓下大曲り付近
手形千鳥
ハクサンフウロ(白山風露)
Geranium yesoense Franch. et Sav. var. nipponicum
フウロソウ科 フウロソウ属
花期7-8月高山の日当たりのよい湿った草原に群生、
高さは15-50cm花は直径3cm葉は4-8cm花色は白に近いものから濃いピンクまであります。
アオノツガザクラ(青の栂桜)
Phyllodoce aleutica
ツツジ科ツガザクラ属 花期7-8月 高さ10cm-30cm葉が針葉樹のツガに似て
クリーム色
花冠は壷形で、先が浅く5裂し、長さ6-8mm.葉は線形で縁に小さな鋸葉がある。
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モミジカラマツ
(紅葉唐松)
Trautvetteria caroliniensis var. japonica
キンポウゲ科モミジカラマツ属亜高山帯−高山帯の林内や草地に生える、多年草。
葉は掌状に深裂し、鋭い鋸歯がある。枝先に白く小さな花を沢山つける。花弁はなく、
がく片は開花の時落ちる。白い雄しべが良く目立ちます。 槍ヶ岳 雪渓下大曲り付近
。
紅葉唐松の葉
クロトウヒレン(黒唐飛簾)
Compositae Saussurea nikoensis
キク科トウヒレン属 茎の稜になった部分や、葉のふちなどいたるところに、
紫がかった黒い色が入りますので、若葉はまさに真っ黒な葉が出てきます。(蕾みです)
イワギキョウ(岩桔梗)
Campanula lasiocarpa
高さ5−10cm花は釣鐘型で長さ3cm体の割りに花が大きく青みがかった紫色で美しい
白花もある。
花期 7−8月高山帯の砂礫地や岩陰に小さなかたまりで生えることが多い。
ヨツバシオガマ(四葉塩竃)
Pedicularis chamissonis var. japonica
花期7-8月 高さ15-60cm 花冠は紅紫色 花は短い総状花序となってつきます。
葉は4枚まれに、3−6枚づつ輪生し花は 数段に離れて付く事が特徴、生育地北海道、
東北南部−中部地方の亜高山帯の、草地に生える。
槍ヶ岳登山道雪渓下 大曲り付近
。
エゾシオガマ
(蝦夷塩竃
)
Pedicularis yezoensis Maxim.
ゴマノハグサ科 シオガマギク属
花期7−9月 高さ20-50cm 花長1.5-1.8cm葉3-6cm三角状長卵形上部葉腋に
黄白色の花を一個づつねじれるように、房状に付けるはば葉は互生。 坊主岩屋付近
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
Ranunculus acris var. nipponicus Ranunculus
キンポウゲ科 ・キンポウゲ属 黄金色した梅鉢型の花しばしば群生する。
蝋細工のような、独特の光沢があり真夏の太陽を受けると美しい。
槍ヶ岳登山道雪渓下付近
。
イワオトギリ(岩弟切)
Hyericum kamtschaticum var. hondoense
オトギリソウ科オトギリソウ属 本州(中北部の高山)
夏から秋にかけて 高山帯の岩石地や岩礫地等に群生し、鮮黄色の花が目をひく。
直径2 センチ程度の五弁花。 花弁に比べ雄しべが長く、数多く立つので、よく目立つ。
ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
Geum calthaefolium
四国の石鎚山、近畿以北の本、北、などの高山帯の岩石地や礫地などに生育する多年草です。
オオウバユリ(大姥百合)
Cardiocrinum cordatum var.glehnii
ユリ科7ー8月頃、やぶの中や林の日陰に咲きます。
草丈は150-
200cm。黄緑色の10-15cmの花が、20個近くもつくことがあります。
06/08/13-14槍ヶ岳登山道で撮影。
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Photography by Mickey & Minnie