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尾瀬ヶ原の春の植物 /2015!!
Oze, flowers of the early spring
2015/06/10 |
ミズバショウ(水芭蕉)
(英)Asian skunk cabbage Lysichiton camtschatcense |
サトイモ科
ミズバショウ属 |
湿地帯に分布、純白の仏炎苞と呼ばれる苞を開く。これが花に見えます
仏炎苞は葉の変形したもです。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった
花序です葉は花の後に出る。根は立ち上がり、大きな葉が目立つ。長さ80cm幅30cmに達する
ミズバショウ(水芭蕉)
2015/06/17 尾瀬ヶ原
シラネアオイ (白根葵)
Glaucidium palmatum
シラネアオイ科シラネアオイ属 一属一種日本固有種
花期5−7月茎の上部に 2 枚の葉が互生してつきます。葉は大きく掌状です
裂片の先端はとがって。淡紅紫色の花は 直径 7cm程、萼片であって花弁はありません。
シラネアオイ (白根葵)
ミネザクラ(嶺 桜) 別名(高嶺桜)
Prunus nipponica バラ科サクラ属
深山に生え、葉と同時に淡紅色の花径2-3cmの5弁花を開き黒い球形の実を結ぶ「落葉小低木」
尾瀬には嶺桜と千島桜の2種類があり、花柄に毛があるものが千島桜です。嶺桜は(千島桜の変種)
ミネザクラ(嶺 桜)
ムラサキヤシオ(紫八染) 別名/深山躑躅
Rhododendron albrechtii ツツジ科ツツジ属
深山に生え高さ2-3m、葉は枝先に輪生状に互生し花が咲いてから葉が開きます。花は濃い紅紫色です。
エンレイソウ(延齢草)
Trillium smalliii ユリ科エンレイソウ属
山地のやや湿り気のある林の中に生える多年草です。茎の先に 3 枚の葉を輪生し
花柄を出し褐紫色の花をひとつつけます。りん片葉は外花被で、内花被はないことが多いです。
サンカヨウ(山荷葉)
Diphylleia grayi メギ科 サンカヨウ属
山地、亜高山地 高さ30-60cm 花期6-7月、葉は10cm-30cm腎円形で
蕗とほぼ同じか少し大きく2枚付き上の葉は小さい、茎の先に6弁の数個の美しい白花をつけます
ミヤマエンレイソウ (深山延齢草)
別名/白花延齢草
Trillium tschonoskii ユリ科エンレイソウ属
高さ20-40cmの茎が一本先端に3枚の葉を輪生する。茎から直接生ずる。直径は10ー20cm
花弁がなくがく片のみで、がく片は、長さ2-3cm、緑色から薄紫色で先端がとがる。本、四、九
オオバキスミレ(大葉黄菫)
VIola brevistipipulata スミレ科スミレ属
花6上旬-7月北海道西南部、本州近畿以北の山林、林下
オオバキスミレ(大葉黄菫)
オオバタチツボスミレ(大葉立坪菫)
viola kamtschadalorum 尾瀬各地
スミレ科スミレ属 花期6月 北海道、本州(中部地方以北)
高さは20-40cmで葉も花も大きい。花は青紫色、距は短、側弁に毛
ミヤマスミレ (深山菫)
Viora selkirkii スミレ科 スミレ属
花期5-6月 標高1000m以上に分布 明るい緑色をした葉を持つ、草丈3−10cm
花は淡紅 距は 6-8mm 花は1.5cmほど、山地の、北、本(中部以北)九州中部、深山では花色が濃い
リュウキンカ(立金花)
Caltha palustris var. nipponicaキンポウゲ科リュウキン属
湿原の流れに沿い群落を作り、湿地に群生、花期5‐6月頃、本州北部より九州に分布
2015/06/10 尾瀬ヶ原
ショウジョウバカマ(猩々袴)
Heloniopsis orientalis ユリ科ショウジョウバカマ属
多年草でやや湿った場所や渓流沿いに生える。花の色は淡紅色から濃い紅色など変化が多い
分布が広く人里から高山帯の高層湿原まで生えている。葉を袴に見立てている。北海道・九州
2015/06/10 尾瀬ヶ原
ヒメシャクナゲ(姫石楠花)(英)Bog-rosemary
Andromeda polifolia ツツジ科ヒメシャクナゲ属
樹高10-30cmで6-7月高山や寒帯の湿原に生える。枝先に淡紅色の花を数個
下向きに咲く。花冠は約6mmの壷形で、先は浅く5裂し反り返る。別名(日光石楠花)
2015/06/10 尾瀬ヶ原
タテヤマリンドウ(立山竜胆)
Gentiana thunbergii var. minor
咲く北海道、本州中部以北などに分布。花期 6-7月花色淡紫色 春竜胆の高山型
花径1-2cm草丈10cm花は天気のいいときだけ開きます。特徴は萼片が花筒に沿います。
2015/06/10 尾瀬ヶ原
ミツガシワ(三 槲)
Menyanthes trifoliata ミツガシワ科ミツガシワ属
「一属一種の多年草」です、地下茎を横に伸ばして広がる
葉は複葉で3小葉からなる。4-5月に白い花を総状花序に多数つける、名は三ッ柏の紋に似ているため。
2015/06/10 尾瀬ヶ原
ミヤマカンスゲ(深山寒菅)
C. dolichostachya Ohwi.カヤツリグサ科スゲ属
地方により変異の多い種で。雌小穂がはるかに 細く見える
アズマイチゲ(東一華)
Anemone raddeana キンポウゲ科・イチリンソウ属
山麓の土手などに生える多年草です。花の下の茎葉は
3 出複葉で、三枚が輪生しています。萼片は花びら状白色。
ムシカリ(虫狩) 別名(大亀の木)
Viburnum furcatum スイカズラ科ガマズミ属
山地の落葉低木、散房花序を出し、小さな両性花をつけ、直径 3 cmの白く大きな装飾花がつく。
ニリンソウ(二輪草)
Anemone flaccida キンポウゲ科 イチリンソウ属
高さ10−20cm花期4−5月 2本の長い花柄を出し白花を開く 北・本・四・九に分布
深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、3-6月に、白い萼片を持つ花をつける。
2015/06/10尾瀬ヶ原