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常念岳/7月の花たち/2014 !!
2014/07/25-26
クルマユリ(車百合)
Lilium medeoloides
ユリ科 ユリ属
茎の中ほどにある6-10枚の「車輪状」の葉が付く
亜高山から高山帯の草原に生える花柄は上向きで、斜下向きに
数個の3-7cmの花をつけ花被片は朱赤色で内に濃紅色の斑点がある
クルマユリ(車百合)
2014/07/25
クモマスミレ(雲間菫)
Viola crassa ssp. alpicola スミレ科 スミレ属
花期 7-8月 花径は約1.2ー2.5cmタカネスミレの高山種 葉は毛がなく光沢あり
草丈5-10cm、葉の先が尖る、北・中央アルプス、岩礫地に生え、日本でもつとも高所に咲く菫
標高2500m以上の岩礫地 乾燥した斜面でみられ、駒草の生えている場所など岩陰で風を避ける
クモマスミレ(雲間菫)
クモマスミレ(雲間菫)
2014/07/25
コマクサ (駒 草)
Dicentera peregrina ケシ科コマクサ属
高山の代表的な花、パセリを思わせる葉の中から細い茎が出て
先に花をつける。蕾の形が馬の顔に似ていることから付けられた。他の植物が生えない
場所に根を張り単独で群落を作る、花茎5-10cm 淡紅色2cmの花を2-7個つけます、花期7-8月
2014/07/26
コケモモ(苔桃)
Vaccinium vitis idaeaツツジ科スノキ属
高山の生える、5−20cmの落葉小低木白色で少し淡紅色の花を3−8個付ける
花は6−7mm下向きに咲く萼は赤く4裂する。花期6−7月生育地 分布 北、本、四、九
2014/07/25
ツガザクラ (栂 桜)
Proyllodoce nipponica ツツジ科 ツガザクラ属
葉は小さく線形、裏面は褐色、針葉樹の葉に似る花柄を出して淡紅色の
細花を開く。花冠は広鐘形で五浅裂。花後、扁球形の 果を結ぶ。
中部以北の高山帯に自生。
2014/07/25
アオノツガザクラ(青の栂桜)
Phyllodoce aleutica ツツジ科ツガザクラ属
花期7-8月 高さ10cm-30cm葉が針葉樹のツガに似てクリーム色花冠は壷形で
先が浅く5裂し長さ6-8mm.葉は線形で縁に小さな鋸葉がある、槍ヶ岳直下、雪渓後に群生
、
2014/07/25
チシマギキョウ(千島桔梗)
Campanula chamissonis キキョウ科ホタルブクロ属
花7月−8月 花色は青紫色、稀に白色、
高山の砂礫地、岩場、草原に生える多年草高さ5−15p 花の長さ3cm
ミヤマコゴメグサ(深山小米草)
Euphrasia insignisゴマノハグサ科コゴメグサ属
高さ5-20cm 花長1cm 葉0.5-1cm 倒卵形 葉腋から一個づつ花を付ける。
花冠は唇形で、黄色の斑点がある。北アルプスを中心に分布する。多くの変種がある。
2014/07/26
ミヤマカラマツ(深山唐松)
キンポウゲ科 カラマツソウ属
30-80cm 花期7-8月 根元のはは普通1個複葉で長い柄があり小葉は長さ
1.5-8cm托葉は明らかでない花は白色又は薄紫色 直径約8mm 分布 北、本、四、九
ミヤマカラマツ(深山唐松)
2014/07/26
モミジカラマツ
(紅葉唐松)
Trautvetteria caroliniensis var. japonica
キンポウゲ科モミジカラマツ属
亜高山帯−高山帯の林内や草地に生える、多年草。
葉は掌状に深裂し鋭い鋸歯、枝先に白く小さな花を沢山つける。
ミヤマトウキ(深山当帰)
Angelica acutiloba var. iwatenis セリ科 シシウド属
高さ20−60pセロリに似た香り葉の縁に重鋸歯花序の大きさ約10p
タカネニガナ(高嶺苦菜)
Ixeris dentata var. alpicola キク科ニガナ属
ニガナの変種で、亜高山帯−高山帯の岩場に生える多年草。
高さ5-15pと小型で枝を分ける。頭花は体の割に大きく直径2pほどで
日が差さないと花を開かない。舌状花は8-10個あり鮮やかな黄色である
シロバナクモマニガナ(白花雲間苦菜)
Ixeris dentata var. kimurana キク科 ニガナ属
花期7-8月 亜高山から高山帯の草地など 高さ10-30cm花径2cm 北・本(中部地方以北)
ゴゼンタチバナ(御前橘)
Chamaepericlymenum canadense ミズキ科ゴゼンタチバナ属
亜高山帯の針葉樹林下に生育、高さ5-15cm。葉は2枚の対生葉と液性の短枝に2個
づつ葉が付き、計6枚の輪生に見える。花期は6〜8月北海道、本州、四国に分布する。
ミネザクラ(嶺 桜) 別名(
高嶺桜
)
Prunus nipponica
バラ科サクラ属
深山に生え、
葉と同時に淡紅色の
花径2-3cmの
5弁花を開き黒い球形の実を結ぶ「
落葉小低木」
サンカヨウ(山荷葉)
Diphylleia cymosa ssp. grayi メギ科サンカヨウ属
花期6-7月 山地、亜高山地 高さ30-60cm葉10cm-30cm腎円形葉は蕗とほぼ同じか
大きく2枚付き上の葉は小さい、茎の先に6弁お花を数個白花をつける。花後の実は藍色で食べられる。
ベニバナイチゴ(紅花苺)
Rubus vernus バラ科キチゴ属
花期 6−7月草丈1 m、花径1.5-2cm葉は3-8cm広卵型、枝先に濃紅色の花を
一個下向きに付ける花弁は完全に開かない、実は食べられるが、美味というほどではない
エゾシオガマ(蝦夷塩竃)
Pedicularis yezoensis Maxim. ゴマノハグサ科シオガマギク属
花期7−9月 高さ20-50cm 花長1.5-1.8cm葉3-6cm三角状長卵形上部葉腋に
黄白色の花を一個ずつ ねじれるように、房状に付ける葉は互生、北アルプスで多く見られる。
ヨツバシオガマ(四葉塩竃)
Pedicularis chamissonis var. japonica
ゴマノハグサ科 シオガマギク属
高さ15-60cm花冠は紅紫色,花は短い総状花序となってつく。
葉は4枚まれに3−6枚づつ輪生し花は数段に離れて付く事が特徴
生育地北、東北南部−中部地方の亜高山対の草地にまとめて生える。
ニッコウキスゲ(日光黄萓)別名/ゼンテイカ
Hemerocallis middendorffii var. esculenta ユリ科キスゲ属
花期:夏 近種のキスゲ(黄萓)はユウスゲ(夕萓)ともいわれ、花の色が黄色く
葉は萓笠を作るカサスゲ(笠萓)に似ているからとか。日光地方に多いため名つけられる。
オオバミゾホズキ (大葉溝酸漿)
Mimulus sessilifolius ゴマノハグサ科 ミゾホウズキ属
花期7-8月 亜高山帯の分布 湿地ちょっと変わった形をした花冠が特徴下唇の褐色の斑点がある
花は群生する花の長さ2.5-3cm葉柄がない。似た花、ミゾホウズキ(溝酸漿)は葉に短い柄がある
ミヤマキスミレ(深山黄菫 )
Viola brevistipulata var.acuminata
スミレ科スミレ属
高さ5-15cm花径1.5cm葉は2−8cm卵−広卵形先が急に尖り基部は心形縁に波状の鋸歯
花柄は長さ3-7cmで先に長さ1.2-1.5cmの黄色い花をつける。花弁は倒卵形で側弁には毛がある
ミヤマキスミレ(深山黄菫 )
ミヤマカラシ(深山芥子)別名 山芥子
Barbarea orthoceras アブラナ科ヤマガラシ属
高さ15−40cm 花期6−8月茎の先に十文字の花を10-20個付ける
花が十文字で萼片、花弁とも4枚あるアブラナ科の特徴です。高山、深山 北 本州(中部以北)
タニギキョウ(谷桔梗)
Peracarpa carnosa var. circaeoides キキョウ科、タニギキョウ属
山地の木陰などに生える弱々しい多年草草丈10cm葉は卵円形縁に鋸歯がある
茎に先端に8mmほどの5深裂して小く可憐な鐘形の花をつける、白色、淡紫で上向き
コンロンソウ(崑崙草)
Cardamine leucantha アブラナ科タネツケバナ属
白色で直径7ー10mmの4弁花を開く、雄しべ6個、花期は5-6月
センジュガンピ(千手岩菲)
Lychnis gracillima Lychnis ナデシコ科 センノウ属
標高の高い山などに生える。夏の花/ 日光の中禅寺湖西岸の
「千手ヶ原」に 自生していたのでこの名。 美しい花は千手観音のようです。本州中部以北
ヤマブキショウマ(山吹升麻)
Aruncus dioicus var. tenuifolius バラ科ヤマブキショウマ属
低地より高山帯の林縁、茎丈30-100cm「雌雄異株」
枝分かれした円錐状花序に、白色の小さな花を総状に多数つける。
葉は2回3出複葉で小葉は卵形で、質は薄く先はとがり、重鋸歯がある葉が山吹に似る。
オニシモツケ(鬼下野)
Filipendula kamtschatica バラ科シモツケソウ属
花期 6-7月原野や低地、山地のやや湿った所に咲きます。葉が大きい
草丈は100-200cm大型多年草群生しています。 北海道、本州(中部以北)大型で豪壮なな下野草
チダケサシ(乳茸刺)
Astilbe mierophylla ユキノシタ科チダケサシ属
花期6-8月色白 淡紅色花びら微小、5枚花のつき方茎頂に円錐状に複総状に多数集まって付く
シラネセンキュウ(白根川きゅう)
Angelica polymorpha セリ科シシウド属
別名:スズカゼリ(鈴鹿芹)
本、九、朝鮮半島、中国東北部に分布、日光の白根山で発見され
薬用植物のセンキュウに似ているのでこの和名がついています。
シラネセンキュウ(白根川きゅう)
オオヒョウタンボク(大瓢箪木)
Lonicera tschonoskii スイカズラ科 スイカズラ属
葉は大きい長楕円形で先が尖っている。枝先の葉腋から
長い柄を伸ばし、白色の花を2個並べて咲かせる。花冠の上唇は2裂し
更に浅く4裂し、下唇は細く垂れ下がる。実は赤い瓢箪の形です秋に目立つ、亜高山帯ー高山帯
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
Campanula punctata var.hondoensis キキョウ科ホタルブクロ属
茎は高さは25cmほどで、葉は互生し、長卵形で長さ3-4cmほど。萼片の付け根がもりあがる。
「ホタルブクロ」で見られるがく片の間の付属物が無いことで見分けられる。花3cm の巾1.8cm
コバノイチヤクソウ(小葉の一薬草)
Pyrola alpina イチヤクソウ科イチヤクソウ属
高さ10-15p花径1-1.5cm葉は1.5-3p広楕円形
花は茎上部に3-7個つける。樹下に下向きに咲く半寄生植物
コバノイチヤクソウ(小葉の一薬草)
サワギク(沢 菊)
Senecio nikoensis キク科 キオン属 別名:ボロギク(襤褸菊)
花期 夏 茎は直立し 60 ー90 cmになります。沢沿いなどの湿り気のある場所に生えます。
タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)
Tricyrtis latifolia ユリ科ホトトギス属
花期7ー9月山地の沢沿い北海道、九州、花色黄色地に紫色斑茎の高さ40-80cm
花のつき方茎頂と上部の葉の脇ににつく、花びら外花被片3、内花被片3花の大きさ2-2.5cm
ウスユキソウ(薄雪草)
Leontopodium japonicum キク科ウスユキソウ属
高山帯にかけて分布する。茎の高さは 20−50cmで、長さ4−6cmの広披針形の葉を互生する。
ウツボグサ(靫草)
Prunella vulgaris var. lilacina シソ科ウツボグサ属
日当たりのよい野原・丘陵などに生える多年草です。茎の断面が四角形です。
高さ20-30cm、靫というのは、花穂が弓矢を入れる靫に似ているためだそうです。
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
Eupatorium chinense subsp. sachalinensキク科フジバカマ属
葉が 3−5枚輪生し高さ0.5−1.5m小花が茎頂に密集し薄紅紫色を帯びる
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メボソムシクイ(目細虫食)
Phylloscopus borealis 鳥類スズメ目メボソムシクイ科
メボソムシクイ
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Photo by Minnie & Mickey