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湯の丸山の植物たち2020...!!
2020/08/04
ウスユキソウ(薄雪草)
Leontopodium japonicum
キク科
ウスユキソウ属
北海道から九州にかけての低山帯から亜高山帯にかけて分布しています。
頭花の茎から枝分かれして咲きます。湯の丸山高原
ウスユキソウ(薄雪草)
ミネウスユキソウ(嶺薄雪草)
Leontopodium japonicum var. shiroumense キク科ウスユキ属 高山型で草丈15-25cm
湯の丸の花は白い綿毛が少ない、花弁のように見えるのはホウ葉で、頭花径約5mmで茎先にじかに咲きます。
イワインチン (岩茵陳)
Chrysanthemum rupestre キク科キク属
岩場に生える「茵陳」インチンはヨモギの意味
花の大きさ3-4mm上向き、黄色で茎10-25cm日本固有、砂礫地 岩場 東北南部-中部
湯の丸山砂礫地
シモツケ(下 野)
Spiraea japonica バラ科 シモツケ属
日当りのいい草地や礫地に生え、高さ0.2-1m
葉は1-8cm披針形、卵型また広卵型で先は尖る。
直径3-6mmの花を多数開く、花色は濃紅色、淡紅色、白、花弁は5枚
シモツケ(下 野)
マツムシソウ (松虫草)
Scabiosa japonicaマツムシソウ科マツムシソウ属
花期8月上旬-9月下旬二年草、山地の乾いた草地に生える茎の先端に
薄紫の花が咲く。花の後の丸坊主の花托が松虫鉦(まつむしかね)に似ているため
ハクサンフウロ(白山風露)
Geranium yesoemse Fr.et.Sav.var. nipponicum フウロソウ科フウロソウ属
高山の雪渓周辺の草地に生える。高さは50cm程度。花期は7ー8月。花色は紅紫色。花弁は5枚
。
ヒヨドリバナ(鵯花)とアサギマダラ(浅葱斑)
Eupatorium makinoi キク科ヒヨドリバナ属
日本各地の林道の脇、草原や渓流沿いなどの日当たりの良い場所に自生する。
ヒヨドリバナ(鵯花)
湯の丸山中腹
ノアザミ(野 薊)
Cirsium japonicum キク科アザミ属
60種以上ある日本の薊の代表で総ほうが粘る事がある
高さは0.5-1mになる。葉は羽状に中裂し先に棘がある
花期は5-8月「春咲きの特徴」まれに10月まで咲く本-九
ノハラアザミ(野原薊)とツマグロヒョウモン
Cirsium tanakae キク科アザミ属
草原や荒れ地に普通に見られる多年草です。 頭花は紅紫色で枝の先に直立してつき、
花径4cm、総苞は 釣鐘型で粘りが少ない花期8-10月生育地荒地、本/中部以北、高尾山にも多い。
シャジクソウ(車軸草)
Trifolium lupinaster マメ科シャジクソウ属
小葉が車軸のように出るのでその名がついた!!
群馬県、長野県に接する山地の特産で宮城県でも見られる。山地の草原に生える多年草 (湯の丸山中腹)
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
Thymus quinquecostatus シソ科イブキジャコウソウ属
日当たりのよい岩礫地などに生え、花は集中して咲き1㎝弱、ピンク色で芳香がする。 滋賀県の伊吹山や他の高山
ニッコウキスゲ(日光黄萓)別名:ゼンテイカ(禅庭花)
Hemerocallis middendorffii var. esculenta ユリ科キスゲ属
花期:夏 近種のキスゲ(黄萓)はユウスゲ(夕萓)ともいわれ、花の色が黄色く、
葉は萓笠を作るカサスゲ(笠萓)に似ているからとか。日光地方に多いため名つけられる。
ニッコウキスゲ(日光黄萓)
コウリンカ(紅輪花)
Senecio flammeus var.glabrifolius キク科キオン属
(絶滅危惧Ⅱ類)出会うと嬉しい。
高原の草地に生える多年草草丈は約50cmくらいになる
茎は枝分れせず直立する頭状花は直径3cmくらいで舌状花が長く
コウリンカ(紅輪花) 湯の丸山
ハクサンオミナエシ(白山女郎花)
Patrinia triloba オミナエシ科 オミナエシ属
(別名コキンレイカ)高さ20-60cm 花径6-7mm 葉3-10cm掌状3-5中深裂
花期7-8月花冠は、5裂し基部に膨れたような小さな距がある、花序は集散状 湯の丸山
シナノオトギリ(信濃弟切)
Hyperic hypericum kamtschaticum var. senanense
オトギリソウ科 オトギリソウ属
高さ10-30cm花径2cm葉は対生し透かしてみると縁に黒点 があり葉面に明点がある花期7-8月亜高山帯、高山帯
キオン(黄 苑)
Senecio nemorensis L キク科キオン属
多年草、葉は縁に浅いギザギザがある。草丈20-30㎝、nemorensisは森林に生るを意味する 湯の丸山
オオヤマサギソウ(大山鷺草)
Platanthera sachalinensis F.Schmidt ラン科ツレサギソウ属
草丈40-60㎝葉は2枚、唇弁が舌状で後方に曲がる、側がくは鎌状で左右に開く
距は細長い 1.5--2㎝ほどあり後方に突き出ている。 湯の丸キャンプ場の奥 7-8月
オオヤマサギソウ(大山鷺草)拡大
ミヤマシシウド(深山猪独活)
Angelica pubescens Var.matsumurae セリ科シシウド属
高さ0.5-1.5 花序径10-20cm 葉2-3回出複葉、
葉柄の基部が膨らんで鞘状になり茎を抱く。花は複散形
花序に多数つける。茎も太く力強い。和名は独活の花に似ている
ハナチダケサシ(花乳茸刺)
Astilbe thunbergii var. formosaユキノシタ科チダケサシ属
葉は複葉、3回3出で先が尖る、花序の枝に毛が密生する 花期7-8月色白で日当たりのよい草地なども多い。
ハナチダケサシ(花乳茸刺)の花
ヤマオダマキ(山苧環)
Aquilegia buergeriana キンポウゲ科 オダマキ属
深山の林の縁や道端に生える高さ30-50cmになり。 花は黄色のものと
紫褐色を帯びるものがある。花径3-3.5cmあり茎の先につく、本州ー九州の草原
ヤマハハコ(山母子)
Anaphalis margaritacea var.angustior キク科ヤマハハコ属
30-60cmほど、葉の裏には白色の綿毛が密生しています。7-9月頃
白い花弁のように見えるの、は総苞片が変化したもの淡黄色は管状花です。
クガイソウ(九蓋草 )
Veronicastrum sibiricum ゴマノハグサ科 クガイソウ属
花穂が枝分かれしているような姿がおもしろい。 葉が4-8枚くらい
輪生し、それが9段くらいの層になるところから九蓋草になりました
コオニユリ(小鬼百合)
別名スゲユリ(萓百合)
Lilium leichtlinii var. tigrinum ユリ科 ユリ属
多年草、山地の草地に生える。直径10cmほどの朱赤色の花を咲かせる。
「鬼百合」に似て小さいので名付けられた。「鬼百合」とは違ってムカゴがつきません。
ツリガネニンジン(釣鐘人参)
Adenophora triphylla var. japonica
キキョウ科ツリガネニンジン属
高さは30-100cm葉は茎に3枚から5枚輪生し、厚みがありつやがない
花期は8-10月ごろ、淡紫色の下を向いた鐘形の花、雌しべは花か出る。
花かおる「湯の丸・高峰高原」ほおずき書籍、他参照
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Photography by Mickey & Minnie