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会津駒ヶ岳湿原の植物/2019...!!






2019/08/26-27
キンコウカ (金光花)

Narthecium asiaticum
ユリ科
キンコウカ属

会津駒ヶ岳の頂稜湿原の景色と群生する金光花

キンコウカ(金光花)
花茎の高さ 20-40cmくらいになる。葉は根生し、形はアヤメのような剣状線形。
花期 7-8月で、花茎の上に花被片6枚の星型の黄色い花を総状につけ、下方から開花 湿原をを彩る!!


キンコウカ(金光花)

キンコウカ(金光花)

2019/08/26-27会津駒ヶ岳湿原




「駒ノ大池付近にまだ残っていたハクサンコザクラ」

ハクサンコザクラ(白山小桜)
Primula cuneifolia var. hakusanensis 
サクラソウ科サクラソウ属
母種はエゾコザクラより大きい雪渓周辺や湿地帯などの
湿った場所に群生する。5-20cm の花茎に1-10個の花を
つける 花冠は2cmで群生する。 花期6-8月。「白山、火打山」


ハクサンコザクラ(白山小桜) まだ咲き残る

ハクサンコザクラ(白山小桜)







イワショウブ(岩菖蒲)
Tofieldia japonica ユリ科 チシマゼキショウ属
亜高山の湿原に生える、花期8月、根生葉は長さ10-40㎝の線形20-40㎝の花茎を伸ばし
白色-淡紅色の花を総状で、花被片は長さ5-7mmの長楕円形、赤い中心部は岩菖蒲の実です


イワショウブ(岩菖蒲)

イワショウブ(岩菖蒲)

イワショウブ(岩菖蒲)の実は赤ぽい!






ネバリノギラン(粘り芒蘭)
Aletris foliata ユリ科 ソクシンラン属
湿り気のある礫地などに生える多年草。高山にも生える
花は黄褐色でほとんど花被片は開かない。類似種ソクシンランがある。







イワイチョウ(岩銀杏)
Fauria crista-galli subsp.japonica
 ミツガシワ科イワイチョウ属
一属一種の多年草 別名、水銀杏 高さは20-40cm、
葉は根生し、厚い腎臓形で葉柄があり縁は鋸歯状になる。
花期は6-8月で、花茎の先に5裂する白色の花を数個咲かせる。







ワタスゲ(綿 菅)
Eriophorum vaginatum L. 
カヤツリグサ科ワタスゲ属
別名スズメノケヤリ花期5-6月 
花の色白色葯は黄色小穂の長さ1.5cm草丈30-40cm、
北海道本州中部以北に分布、花後のは球形の綿毛に変る







コバイケイソウ(小梅蕙草)
Veratrium stamineum ユリ科シュロソウ属
名前は、花が梅に似ており、葉が蕙蘭に似ているため。
高さは1mほど 6ー8月に穂の先に白い花をつける。群生し
有毒、全草プロトベラトリン等のアルカロイド系の毒成分がある






タテヤマリンドウ(立山竜胆)
Gentiana thunbergii var. minor
 咲く北海道、本州中部以北などに分布。花期 6-7月花色淡紫色
白色の花色が多い。花径2cm草丈10cm花は天気のいいときだけ開きます。


タテヤマリンドウ(立山竜胆)






オヤマノリンドウ(御山竜胆)
Gentiana makinoi リンドウ科 リンドウ属
高さ20-40cm 花長2-3cm葉3-6cm広披針形、花期8-9月花は5裂し副片は短く
茎頂の葉脇に1-7個花がつきます、花が開かないので開花時も蕾にように見える。







ツルリンドウ (蔓竜胆)
Tripterospermum japonicum  ツルリンドウ科 リンドウ属
花期8-10月花の大きさ2.5-3cm葉の形卵状披針形、葉のつき方対生蔓性多年草花色薄紫
蔓の長さ40-80cmになる実は8mm位球形、リンドウ科で唯一液果赤く色付き美しい。樹林帯








ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)
Cirsium okamotoi Kitam. キク科アザミ属
岩場付近の草地に生え、一見して他の薊と区別がつく大きな頭花は1個あるいは
2-4個 花の向きが横向きで頭を下げるようにつけ茎は白色の軟毛が密生していて茎葉は長い
棘がある、花期7-8月 花径3cm 草丈1m内外、総苞片は 粘つく。 分布/尾瀬及び上越国境



ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)

2019/08/26






ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
Solidago virgaurea ssp.leiocarpa f. japonalpestris
キク科 アキノキリンソウ属
別名コガネギクとも呼ばれる。母種よりも背が低く頭花が大きい。
高山、高原の草地、礫地に生える、茎の高さ15ー30cmの多年草







イワオトギリ(岩弟切)
Hyericum kamtschaticum var. hondoense
オトギリソウ科オトギリソウ属 本州(中北部の高山)
 夏から秋にかけて 高山帯の岩石地や岩礫地等に群生し、鮮黄色の花が目をひく。
直径1.5-2cm弱、やや小さ目、五弁花。 花弁に比べ雄しべが長く、数多く立つので、よく目立つ








ゴマナ(胡麻菜)
Aster glehnii var. hondoensis キク科 シオン属
高さ1-1.5m多年草花期 9-10月茎や葉は細かい毛が生えている花2cm葉は短い柄がある
長楕円形で、荒い鋸歯がある。茎の先に多数花をつける。分布、北、本、四、九 登山道、樹林帯







クロヅル(黒 蔓)
Tripterygium regelii Sprague et Takeda
 ニシキギ科クロヅル属 別名 ベニヅル
長さ5-15cmの卵形楕円形。先はとがり浅鋸歯縁
雌雄同株。花は円錐花序、直径約6㎜の5弁の花
雌しべの花盤のまわりに雄しべがピンとついています








リョウブ(令法)
Clethra barbinervis リョウブ科リョウブ属
北-九の丘陵や山地、高さ8-10mになる。葉は互生。葉身は長さ6-15cm
幅2-7cmの倒卵状長楕円形ふちには鋭くとがった鋸歯がある。表面は無毛。
葉柄は長さ1-4cmで、枝先10-20cmの総状花序を数個だし、白い小さな花を多数つける。








ホツツジ(穂躑躅)
Elliottia paniculata  ツツジ科ホツツジ属
落葉低木、ホツツジ属は本種一種のみであり、日本特産。
低山の林内に生える落葉低木。枝の断面は三角形で、よく分枝する。
葉は先が尖った倒卵形、花は枝先の円錐形の花序に多数つく咢は円いお椀状。
花冠の先は深く、3裂し、雌しべは長く花の外に突き出し、先はかるく上に曲がる。







ノリウツギ(糊空木)
Hydrangea paniculata ユキノシタ科アジサイ属
花期7-9月(わりと遅めに咲く)樹高2-5m白色の装飾花と一つの花に雄蘂と雌蕊と備えて
両生花が長さ 10-30cmの細長い花房を作ります。本州以南の山地や亜高山に分布する、落葉低木







会津駒ヶ岳山頂のオオシラビソの実をついばむ星鴉君


ホシガラス(星鴉)
Nucifraga caryocatactes  スズメ目カラス科ホシガラス属
ホシガラスは、ユーラシア大陸北部のタイガ地帯に広く分布、
亜高山から高山にかけて生息、秋になるとハイマツ帯の上空をたくさんの個体が
行き交うようになります。会津駒ヶ岳山頂付近でオオシラビソの先端にとまるホシガラスです。


ホシガラス(星鴉)

ホシガラス(星鴉)

ホシガラス(星鴉)

2019/08/26 am11:30


他に見かけた植物
蔓蟻通し・大亀の木の実・岩黄櫨の実・峰楓・田虫葉・橅の大木・水楢・大白檜曽






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Photography by Mickey & Minnie