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伊吹山/山頂草原の野草/2017 !!








滋賀県伊吹山
タチツボスミレ(立坪菫)
Violaceae Viola grypoceras


スミレ科スミレ属



伊吹山遊歩道脇に咲く。葉柄は長く丸みお帯びてぎざぎざがある
高さ5-15cm
葉は心形1-4cm
 花は1.5-2.5cm托葉は披針形で縁はクシの歯状に深く裂ける。花期3-5月


タチツボスミレ(立坪菫)





ニョイスミレ(如意菫)別名坪菫
Viola verecunda  スミレ科スミレ属
 湿り気のある場所に生えるの多年草。高さは10-20cmほど。
花は1cm  別名(坪菫)花期 4-6月  生育地 山野の湿地  分布 北・本・四・九






ヤマエンゴサク(山延胡索)
Corydalis lineariloba ケシ科 キケマン属
 別名:ヤブエンゴサク(藪延胡索) 山野の林下に群生する多年草です、伊吹山山頂に多い。






イチリンソウ(一輪草)
Anemone nikoensis)キンポウゲ科イチリンソウ属
小葉は3出複葉で、羽状に深く裂ける。花期は4-5月、
高さは20-30cm直径4cmの花弁状の萼片を持つ花を1個

つける萼片は白色で5-6枚、裏面は紅色を帯びる場合がある。





ニリンソウ(二輪草)
Anemone flaccida キンポウゲ科イチリンソウ属
高さ10−20cmで花期4−5月頃、2本の長花柄を出し白花を開く 北海道・本州・四国・九州に分布





イブキハタザオ(伊吹旗竿)
Arabis gemmifera var. alpicola
アブラナ科 ヤマハタザオ属
草丈10-30cm白山旗竿の変種とされ、全体に白い毛が
密生するのが特徴です、白山旗竿は茎に白い毛がなく華奢です






フデリンドウ(筆竜胆)
Gentiana zollingeri リンドウ科リンドウ属
高さは5-10cmくらいになる。葉は対生し形は広卵形で全縁、質はやや厚め。
春竜胆の根生葉はない。花期は4-5月で、漏斗状の青紫色の花を茎の上部に1-8数個つける






ホソバヤマブキソウ (細葉山吹草)
Hylomecon japonica f. subintegraケシ科 ヤマブキソウ属
基本種は山吹草で細葉山吹草(ホソバヤマブキソウ)もその品種の1つで、稀に生える。





ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草 )
Chrysosplenium fauriei var. kiotense ユキノシタ科 ネコノメソウ属
萼裂片は直立し、雄蕊は8個で萼より短い葯は暗紅紫色、花序同志はやや離れ気味で
花序の下の茎葉は、長楕円形です。花期4−5月分布・本州(関東地方以西、四、九






ヤマネコノメソウ(山猫の目草)

Chrysosplenium japonicum ユキノシタ科ネコノメソウ属 
林下に生え山猫の目草は中間の葉が互生です、猫の目草は葉が対生する
花弁ののない緑の花を付ける花後、紫いろの玉牙(ムカゴ)をつくる。






ツルキジムシロ(蔓雉筵)
Potentilla stolonifera バラ科 キジムシロ属
羽状複葉の葉を持つ点な、雉筵に似ているが地上に匐枝を伸ばして
はいまわる、亜高山帯の山地草地に多い。花期5‐6月 分布・北・本・四・九


ツルキジムシロ(蔓雉筵)





セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
Taraxacum officinale キク科タンポポ属
セイヨウタンポポ、総苞片がしっかりと反り返っている。
綿毛の種子が褐色の濃い色のセイヨウタンポポ、山頂駐車場より外来種が持ち込まれたと思われる。


セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)





セントウソウ(仙洞草)
Chamaele decumbens
 セリ科セントウソウ属
北、九山野のやや湿ったところに生えています。根生葉で、紫色を帯びた長い柄があり、

1-3回3出複葉です。3ー5月ごろ、花茎を伸ばして先端に複散形花序の白い小さな花をつける






ホソバノアマナ (細葉甘菜)
Lloydia triflora ユリ科
花期 5-6月草丈10-25 cm  葉の幅の狭い
生育・低地・丘陵地の草原に生える多年草。根生葉は1枚で
長さ10-20 cm、花は1茎に1-5個つく。花被片は6枚で長さは1-1.5 cm

ホソバノアマナ (細葉甘菜)






アマナ(甘 菜)
Amana edulis ユリ科アマナ属
葉は2枚、同じ大きさのものが向かい合う。線形で長さ10-25cm、
幅は5-10mm、中央がくぼんで溝になっている。緑色で裏面はちょっと紫がかる
先端に花を一つけ、花被は六個、長さ20-25mm、先端が尖り、白で背面に紫の筋が入り釣鐘状






コバノミミナグサ(小葉の耳菜草)
Cerastium furcatum var. ibukiense ナデシコ科 ミミナグサ属
花弁は先が2裂する(滋賀県伊吹山) 萼片は花弁よりはるかに短い
葉が小さいのが特徴のひとつ 、花期5‐6月 分布、本州(中部、近畿、中国)






タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
Veronica arvensis ゴマノハグサ科クワガタソウ属
ユーラシア、アフリカ原産の帰化植物。茎が直立している。花が小さいく開花が短い






キバナハタザオ(黄花旗竿)
Sisymbrium luteum  アブラナ科 キバナハタザオ属
草丈30-120cmの多年草。茎は直立して毛があり、時に分枝する。
 葉は卵形--状披針形で長さ6-12cm。先は尖り、縁に波状の大きな鋭い鋸歯がある
葉には柄があり、花は枝先に総状花序となり花をつける。日本で唯一のキバナハタザオ属の植物
花弁は黄色で4個、長さ10-14mm 果実は線形で円柱状長さ8-14cm、他には「伊吹芥子」がある






ショウジョウバカマ(猩々袴)
Heloniopsis orientalis  ユリ科ショウジョウバカマ属
多年草でやや湿った場所や渓流沿いに生える。花の色は淡紅色から濃い紅色など変化が多い
分布が広く人里から高山帯の高層湿原まで生えている。葉を袴に見立てている。北海道・九州






ホオジロ(頬白)

伊吹山鹿よけ網にとまる野鳥



Photography by Mickey & Minnie