花木図鑑
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紅葉・楓集
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カエデ科 カエデ属
ACERACEAE |
カエデとモミジは違うの?
モミジとは「紅葉又は黄葉」と書き、葉が美しく変わることを、意味します
カエデ科の名前ではイロハモミジ、オオモミジ、イタヤカエデ、カジカエデ
などと「紅葉」とついたり「楓」といろいろでが、分類的には同じ仲間です
コハウチワカエデ(小羽団扇楓)
別名イタヤメイゲツ(板屋名月)
Acer Sieboldianum ムクロジ科 カエデ属
高さ10m葉は対生し洋紙質で葉は6-8cm。6月ごろ淡黄色の花を咲かせる。黄から赤く紅葉。北-九


07/11/13神代植物公園
オオイタヤメイゲツ(大板屋名月)
Acer shirasawanum ムクロジ科 カエデ属
低山帯の落葉樹林に生え、高さは5-10m、樹皮は、暗灰色または暗褐色
葉が11以上に分かれまるく満月のようです、秋には、黄色から赤色に紅葉します。

大板屋名月

09/11/03箱根湿生花園
ユリノキ(百合の樹)
Liriodendron tulipifera モクレン科ユリノキ属
北アメリカ (明治初期に渡来) 葉 薄くて硬く淡緑色平滑で、浅く掌状に2ー4裂先は凹形。
花は鐘形で5ー6月頃、枝先に直径6cmチューリップに似た形のがく片は3枚。の花が咲く。

ユリノキの葉

07/11/13神代植物公園
カツラ(桂)
Cercidiphyllum japoncum カツラ科カツラ属
春の新緑、秋の黄葉が美しい高さ35mにもなる。花は4月は葉は3-8cmハート形裏面が粉白色。

カツラ(桂)

2010/11/02 大和市泉の森
ブナ(橅)
Fagus crenata ブナ科 ブナ属
落葉広葉樹で、温帯の山地に生え高さ30mになる、花は5月ごろ葉と同時に咲く。紅葉は秋11月
森林を構成する上で重要な木です。落葉高木


07/11/24高尾山登山道
イロハモミジ(伊呂波紅葉)
Acer palmatum ムクロジ科カエデ属
別名タカオモミジ 分布=本州の福島県以西ー四国九州、朝鮮、庭園によく植えられる。
紅葉期10ー11月高さ5-15m 葉4ー8cm4ー5月目立たない黄緑色の花を咲かす

イロハモミジ(伊呂波紅葉)黄葉

伊呂波紅葉は重鋸歯

イロハモミジ(伊呂波紅葉)

イロハモミジ(伊呂波紅葉)

2010/12/09 大和市ふれあいの森
ヤマモミジ(山紅葉)
Acer palmatum subsp. matsumurae ムクロジ科カエデ属
高さ5-10m葉は5-10㎝ と大きい掌状で7-9裂する
秋紅葉の時期、葉の色の変化が美しく秋の山を色どる
原産地北海道、青森、島根の日本海側の多雪地域の沢沿い

ヤマモミジ(山紅葉)

2013/11/23神奈川自然保全センター
オオモミジ (大紅葉)
Acer amoenum Carrière var. amoenum ムクロジ科 カエデ属
葉縁の鋸歯が細かくそろっており、他のカエデと区別が付きます。
紅葉の色が株によって深紅、橙色、黄色と異なります。山地に生育し
本州(太平洋側)に分布 葉は7-10cmと大きい、温帯から暖帯上部に分布
山地の谷間などによく生える、 変種のヤマモミジは日本海側の多雪地の山地に分布

大紅葉

大紅葉は単鋸歯!!

07/11/24高尾山もみじ台
ダンコウバイ(壇香梅)
Lindera obtusiloba クスノキ科クロモミジ属
落葉小高木、分布 本州(福島県以南)、四国、九州 朝鮮半島 中国


07/12/01陣馬山一の尾根
エンコウカエデ(猿猴楓)
アサヒカエデ、ナナバケイタヤ
Acer mono Maxim. var. mono f. dissectum (Wesm.) Rehd. ムクロジ科カエデ属
葉が中-深裂し、脈腋にわずかに毛があるだけでほぼ無毛のものである。やや小さめの葉です。

エンコウカエデ(猿猴楓)

09/11/03箱根湿生花園
カラコギカエデ(鹿子木楓)
Acer ginnala ムクロジ科カエデ属
葉が3つに分かれ葉の裏も緑色、木の肌が鹿ノ子模様になることからこの名がついた。

09/11/03箱根湿生花園
チドリノキ(千鳥の木)
Acer carpinifolium カエデ科 カエデ属
普通の葉で種子が付いていないとカエデ属であることがわかりにくい
細長い葉が特徴。別名ヤマシバカエデ、名前の由来は実の形が干潟の
千鳥を思わせるからです。樹高10-15mで、黄葉に色付く、本州、四国、九州に分布

チドリノキ(千鳥の木)

09/11/03箱根湿生花園
ウリハダカエデ(瓜肌楓)
Acer rufinerve カエデ科カエデ属
高さは10mほど。雌雄異株で花期は4-5月頃、
樹皮は暗い青緑色の模様がある。マクワウリの若い実の色に似ていることから
ウリハダカエデの名がある。本州-九州の山地に自生する落葉低木で黄色く紅葉する

2010/10/11 箱根湿性花園
ホソエカエデ(細枝楓)
Acer capillipes ムクロジ科カエデ属
別名、ホソエウリハダ、アシボソウリノキ。
落葉高木、葉が大きく5つに分かれ葉柄は赤みを帯びて、葉裏の葉脈の付け根に
葉膜状になっている、良く似たカエデは毛が生えている。東北地方南部以南に分布します。

09/11/03箱根湿生花園
トウカエデ(唐楓)
Acer buergerianum Miq.ムクロジ科
落葉高木。中国原産で、古くから街路樹・庭園樹とする。葉は三浅裂、
裏に白粉があり、紅葉が美しい。春、淡黄色の花を開き、秋に翼果を結ぶ。三角楓。通天。

トウカエデ(唐楓)

09/12/07大和市泉の森
アメリカフウ
liquidambar styracilua フウ科(旧マンサク科)

2022/12/29 花菜ガーデン
ムクロジ(無患子)
Sapindus mukurossi


07/12/10神奈川県大和市泉の森
ナナカマド(七 竈)
Sorbus commixta バラ科 ナナカマド属
高さ7-10m程度になり夏は白い花を咲かせる。葉は枝先に集まって着き奇数羽状複葉で
紅葉期 9-10月 果実は球形で、秋に葉とともに鮮かに赤く色づき、落葉後も残ります
近縁種のウラジロナナカマド・タカネナナカマド・ナンキンナナカマドなどがあります。

ナナカマド(七 竈)

08/10/18安達太良山登山道
ミネカエデ(峰楓)
Acer tschonoskii ムクロジ科カエデ属
樹高 2-8m 亜高山、高山帯、葉は5-9cm
落葉小高木で林縁の日当たりのよい場所に多い。葉は秋に黄色に色づく近縁種にコミネカエデ(赤)

ミネカエデ(峰楓)

08/10/18安達太良山登山道
コミネカエデ(小峰楓)
Acer micranthum ムクロジ科カエデ属
落葉小高木、雌雄別株または同株、 樹高6-10m
葉が5つにわかれ中央が一番大きい、岩地に多い楓でこの楓が出てくると
登山中に頂上が近い事を示します。鮮やかな赤に紅葉。分布、本州、四国、九州

コミネカエデ(小峰楓)

09/11/03箱根湿生花園
カジカエデ(梶 楓)
Acer diabolicum ムクロジ科カエデ属
葉の大きさは長さ6ー15cmで、5深裂、縁に荒い鋸歯がある裏面は有毛変異が大きい。
樹高10m雌雄異株で4月-5月にかけて花が咲く。翼果3-3.5cm宮城以南の本州・四国・九州に分布

カジカエデ(梶 楓) 08/10/18安達太良山登山道

カジカエデ(梶 楓)

08/12/10神代植物公園
コナラ(小 楢)
Quercus serrata ブナ目ブナ科コナラ属
落葉広葉樹でミズナラ(大楢)と比較してつけられた。シイタケの原木や木炭
に使われる。地味だか、味わいある色に紅葉する。実はどんぐりの実です。北ー九

08/10/18安達太良山登山道
イタヤカエデ(板屋楓)
Acer monoムクロジ科カエデ属
落葉高木、樹高 20m、直径1mにもなる。若い枝は鮮褐色で軟毛がある。
葉 は長さ、幅ともに5-10cmで、掌状に浅く裂け、無毛で鋸歯がなく秋には
黄褐色にる。花 は小さい淡黄色で4ー5月頃に咲く、幅がその半分ぐらいの翼果は鍬形状。

09/11/20 神代植物公園
ミツデカエデ(三手楓)
Acer cissifolium ムクロジ科カエデ属
葉は3枚一組で、樹高さ10m以上になる雌雄異株の落葉高木で、
4-5月に黄色の花を「総状花序」に付ける。雌花の雄蘂は退化日本全土の山地に生える。

ミツデカエデ(三手楓)

09/11/20 神代植物公園
モミジバフウ(紅葉楓)
Liquidambar styraciflua マンサク科フウ属 別名アメリカフウ
北米中南部-中央米原産。大正時代に渡来した。街路樹などに利用される。
葉は掌状で光沢があり紅葉する。花期4月、雌雄同株で、雄花と雌花が別々に頭状花序をつける。

09/12/12 大船植物園
フ ウ(楓)
Liquidambar formosana)はマンサク科フウ属
落葉高木、享保年間(1716-36年)渡来樹高20mほど、葉の大きさ7-15cm掌状の3中裂。
葉柄は8-10cm紅葉し紅黄色に色付く集合果は2.5-3cm用途は街路樹、中国中南部、台湾原産

フウ(楓)

09/12/12 大船植物園
ブル-ベリーの紅葉

09/12/12 大船植物園
ブラックベリー(Black berey)の紅葉
Rubus cv バラ科 ルブス 食用 青灰色染料

2010/12/09大和市ふれあいの森
ニシキギ(錦木)の実
Euonymus alatu ニシキギ科ニシキギ属
花期 春4月末 紅葉が美しい。実は秋に朱赤の実が見られる。
枝にはコルク質の翼が付くので、これをみるだけでニシキギであることがわかります。

ニシキギ(錦木)

2010/12/09大和市ふれあいの森
ムシカリ(虫狩)の紅葉
Viburnum furcatum スイカズラ科ガマズミ属 別名(大亀の木)
散房花序を出し、小さな両性花をつけ、直径 3 cmの白く大きな装飾花がつく。実は赤、黒

2015/09/30八甲田山
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