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2022/06/20
入笠山/入笠湿原の初夏の花々..!!
  スズラン(鈴 蘭)
Convallaria keiske ユリ科スズラン属
 
 
小型の多年草。地下茎は横に這い、花期3-5月に
(入笠山は6月初旬)芳香のある鈴のような白い花を複数個、葉の下側につける。


スズラン (鈴蘭)

スズラン (鈴蘭)





クリンソウ(九輪草)
Primula japonica サクラソウ科サクラソウ属
高さ50cmほど、10-20cmほどの鋸歯を持つ葉のロゼットを作り
花期6-8月にその中心から花茎が伸びる。花は花茎を中心に円状に付く


クリンソウ(九輪草)

クリンソウ(九輪草)





ホテイアツモリソウ(布袋敦盛草)ラン科 アツモリソウ属
Cypripedium macranthos var. hotei-atsumorianum
別名カマナシホテイアツモリソウ(釜無布袋敦盛草) 5月-7月
平敦盛が背負った母衣に似ているための名、山梨、長野、福井の3県の一部に自生する
固有種。絶滅危惧1A類に指定されている。専門家でなければ個人で育てることは難しい。


ホテイアツモリソウ(布袋敦盛草)

ホテイアツモリソウ(布袋敦盛草)蕾





サラサドウダン(更紗燈台)
Enkianthus campanulatus ツツジ科ドウダンツツジ属
北海道南西部、近畿以東、四国、九州、深山の岩地などに自生。花期は4月-6月


サラサドウダン(更紗燈台)





イチヨウラン(一葉蘭)
Dactylostalix ringens Reichb. f. ラン科イチヨウラン属
草本亜高山の湿った林の中に生え花は茎頂に一個横向きに付きます。
葉は一枚4cmほどで柄がある。日本固有のイチヨウラン属ただ1種です。花期6月-7月


イチヨウラン(一葉蘭)

イチヨウラン(一葉蘭)の葉柄が2㎝ほど。





ササバギンラン(笹葉銀蘭)
Cephalanthera longibracteata
 ラン科キンラン属
草丈30ー50cm ギンランよりも大きい
花もギンランよりやや大きく長さ約1.3cm
花期は5-6月 白色の花は半開き、北海道―九州






ニッコウキスゲ(日光黄萓)
別名:ゼンテイカ(禅庭花)
 Hemerocallis middendorffii var. esculenta
ユリ科キスゲ属
花期:夏 日光地方に多いため名づけられる。






オオアマドコロ (大甘野老)
山地の草地に生える。茎をやや斜めに伸ばし、
葉の腋より釣鐘状の緑白色の花を1-2個垂らす。根は少し甘みが有り、
薬用、昔は澱粉製造用に使われた。ナルコユリに似ているが、茎の形状が異なる。





オククルマムグラ(奥車葎)
Galium trifloriforme アカネ科ヤエムグラ属
 草丈20-50cm直立し、4稜があり、下向きの刺状毛がある。
葉は6個輪生し、長楕円形で長さ2.5-4cm、先端円頭で短く尖り刺状毛がある
花は茎の上に5-10個ほどつき、花冠は白色で2-3mm先は4裂する。北海道-九州






オオヤマフスマ(大山衾)
別名 ヒメダカソデソウ(姫誰が袖草)
Moehringia lateriflora ナデシコ科 オオヤマフスマ属
草原の草むらに生える、高さ5-20cmの多年草直径約1cmほどの
白色の5弁花が咲きます可憐な花で、茎や葉に白く羽毛が見られます。北-九






ニガイチゴ(苦苺)
Rubus microphyllus  バラ科キイチゴ属
落葉低木・葉の切れ込みが無いが、三浅裂することが多い。
高山では葉が深く三裂するミヤマニガイチゴがあります。実が苦いため「苦苺」






シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)
Fragaria nipponica バラ科オランダイチゴ属
 別名(モリイチゴ)亜高山帯
高原の日当たりの良い草地や荒れ地に生え高さは10-30cm全体に柔らかい縮れた毛がある。






ツマトリソウ(褄取草)
Trientalis europaea  サクラソウ科ツマトリソウ属
高山の針葉樹林帯に生える、茎は直立し5-25cm葉は輪生状に5-10枚集まる
葉脇から茎を出し一輪の白花をつける 花は1.5-2cm、深く7裂する。分布北、本






エゾムラサキ (蝦夷紫)
Myosotis sylvatica ムラサキ科 ワスレナグサ属
別名「深山勿忘草」草丈20-40cm 花期 5-7月
深山の湿った林内などに生える多年草
特徴として、茎が根元から直接、立上がる 分布、北海道-本州(中部以北)


エゾムラサキ (蝦夷紫)





グンナイフウロ(郡内風露)
Geranium eriostemon var. reinii フ ウロソウ科 フウロソウ 属
北海道-中部地方の高山の草地に生え、葉は大形掌状 5-7裂両面に毛が密生
花茎は上部で枝分かれ2.5-3cm白-紅紫色の5弁花を横向きに付ける、花期6-8月


グンナイフウロ(郡内風露)





ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)
Iris setosa アヤメ科アヤメ属
湿地に生え北海道、本州の中部以北、深山の湿原。
花の大きさ8cm草丈40-80cm葉が扇状に広がる、6-7月開花





タチツボスミレ(立坪菫)
 Violaceae Viola grypoceras スミレ科スミレ属
里から山地まで見られる菫。葉柄は長く丸みお帯びてぎざぎざがある、高さ5-15cm
葉は心形1-4cm 花は1.5-2.5cm托葉は披針形で縁はクシの歯状に深く裂ける。花期3-5月






ヤマドリゼンマイ (山鳥薇)
Osmunda cinnamomea ver.fokiensis ゼンマイ科シダ科
夏緑性「葉の長さ」栄養葉の葉柄は葉身より短く葉身の長さは30㎝-80㎝
幅15㎝-30㎝胞子葉は栄養葉より低い、冬には枯れます。分布北海道-九州(屋久島)






コアジサイ(小紫陽花)
Hydrangea hirta アジサイ科アジサイ属
落葉低木で樹高は1-1.5mになる。 葉に長さ1.2-4cmになり葉柄がある。
葉は大きな鋸歯がある。花色は淡水色で装飾花はありません。清楚で美しい「日本固有種」


コアジサイ(小紫陽花)

2022/06/20  入笠湿原/入笠山/入笠すずらん山野草公園








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Photography by Mickey & Minnie